経営管理ビザが大幅に厳格化——2025年10月から資本金3000万円
2025-11-29
5秒でわかる結論
経営管理ビザが2025年10月から大幅厳格化。資本金3000万円・常勤職員1名・日本語能力——既存保持者の経過措置と今からの準備。
「500万円で会社を設立して経営管理ビザを取る」——華人圏で最もよく知られた来日ルートが、2025年10月16日から大きく変わりました。
新基準のポイント
- 資本金・出資総額3000万円以上(従来の500万円から6倍)。
- 常勤職員1名以上の雇用(日本人または永住者・日本人の配偶者等の身分系在留資格者等)。一人会社は原則成り立ちません。
- 日本語能力:申請人または常勤職員に日本語能力試験N2相当以上。
- 経営経験等の要件、事業計画の実在性審査も厳格化。
すでにビザを持っている人は
3年の経過措置があり、既存の経営管理ビザ保持者にはおおむね令和10年(2028年)10月17日以降の更新から新基準が適用されます。つまり、増資の資金計画・雇用の人事計画・日本語学習の準備を今から始める必要があります。
なぜ厳格化されたか
ペーパーカンパニーによる「ビザ目的設立」の濫用が背景です。裏を返せば、売上・事務所・雇用・納税のある実体的な経営は引き続き正面から評価されます。帳簿を正しく付け、社会保険に加入し、納税する——それが最良の更新対策です。
代替ルート
3000万円が難しい場合は、高度専門職(ポイント制)、特定技能、技術・人文知識・国際業務(他社雇用)等の検討も。個別判断は行政書士・弁護士にご相談ください。
※ 本記事は一般的な法律情報であり、個別の案件に対する法的助言ではありません。実際の案件については必ず弁護士にご相談ください。本記事の内容は記事作成日(2025-11-29)時点の法令・判例に基づくものであり、その後の法改正等により変わることがあります。