文字

親戚の子の奨学金の保証人になった——JASSO奨学金の保証人責任の範囲

2025-09-30

閱讀本文中文版 →

5秒でわかる結論

JASSO奨学金の人的保証は連帯保証人+保証人の二段構え。保証人(非連帯)には催告・検索の抗弁権があり、責任は「分別の利益」により半額です。機構が保証人に全額請求していた問題では、半額超の返還を認めた裁判例も(札幌高判令4.5.19)。

「形だけサインして」——留学生や親戚の子の奨学金の保証人を頼まれた人は、責任の形を理解してから署名してください。

JASSO奨学金の保証の構造

連帯保証人と保証人の決定的な違い

署名前・署名後のチェック

  1. 署名前:借入総額(4年で数百万円になります)・返還期間(最長20年)・自分の年齢(返還終了時)を確認。機関保証を選んでもらう交渉も正当です。
  2. 本人が滞納し始めたら:JASSOには減額返還・返還期限猶予(災害・傷病・低所得)の制度があります——保証人からも本人に申請を促してください。放置→一括請求→保証人へ、という流れを早期に断つこと。
  3. 本人が自己破産:保証債務は保証人に残ります(破産で免責されるのは本人)——保証人も支払不能なら、保証人自身の債務整理を検討します。
  4. 外国人が保証人になれるか:日本に居住し支払能力があれば可能です(実務上の審査)。逆に台湾の親は連帯保証人になれない場合があり(国内要件)、機関保証を選ぶ家庭が多いのです。

※ 本記事は一般的な法律情報であり、個別の案件に対する法的助言ではありません。実際の案件については必ず弁護士にご相談ください。本記事の内容は記事作成日(2025-09-30)時点の法令・判例に基づくものであり、その後の法改正等により変わることがあります。

← 記事一覧に戻る

企業・経営者の方のご相談

労働問題(懲戒・解雇、ハラスメント対応、残業代等)や不動産に関するご相談は、
メールでご連絡ください。

bengoshun@gmail.com

Threads(@bengoshun)のDM でのご連絡も可能です。

※ 本サイトは山﨑駿個人の情報発信サイトです。ご連絡内容は秘密として取り扱います。